理事長挨拶

 りんどうの家は、昭和52年に知的障害を持つ子供さんの親御さんが「親の会」を立ちあげたことをきっかけに、多くの先人たちの願いと努力の積み重ねを経て、昭和55年10月に「社会福祉法人 賢心会」 が設立され、昭和56年8月1日に会津地方では初めての知的障害者更生施設として「りんどうの家」が開設されました。

 

 以来、今日まで社会福祉法人の理念のもとに、各利用者様の人権と意向を尊重しながらサービスの提供を行い、自立した地域社会生活を営むことができるよう支援してまいりました。

 

 お陰様をもちまして、令和3年8月1日には開設40年を迎えることができ、これもひとえに、これまで多くの関係者の皆様からの温かいご支援やご協力があったからこそであり、改めて深く感謝、御礼を申し上げます。

 

 これからも、利用者の皆様、地域の皆様のニーズに応え、利用者様個々人の尊厳と人格を大切にしつつ、心のこもった質の高いサービスの提供と安全・安心な施設運営に取り組んでまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

 

基本理念

賢心会は、障害者の福祉サービスにおいて、個人の尊厳を大切にし、その人の有する能力に応じ、地域の一員として自立した日常生活を営むことができるよう、心のこもった質の高い支援で、地域福祉に貢献できる施設を目指します。

 

基本方針

1.利用者が主役であり、一人ひとりの人権を守り、誰もが心身ともに健やかに育成されるよう育成します。


2.利用者の意向を尊重した生きがいのある生活を目指し、身辺の処理や働く意欲を身につけ、能力に応じた

  自立支援に努めます。

 

3.常に職員の資質向上をはかり、質の高いサービスを提供します。

 

4.福祉サービスを通じ、地域との結びつきを大切にし、地域に開かれた施設づくりをします。

 

5.透明性を堅持し、健全でかつ活力ある法人経営をします。

 

沿革

昭和52年11月 

 精神薄弱児(者)援助施設の設置について、会津若松市精神薄弱児親の会が市議会に陳情

 

昭和54年2月

 会津地方精神薄弱者更生施設建設期成同盟会を結成・設立

 

昭和55年7月

 社会福祉法人賢心会設立認可申請書を厚生大臣に提出

 

昭和55年11月

 会津若松市大戸町大字小谷字戸倉39番2に、精神薄弱者更生施設「りんどうの家」を着工

 

昭和56年7月

 「りんどうの家」本体、職員宿舎及び車庫等の建設工事完成

 

昭和56年8月

 精神薄弱者更生施設「りんどうの家」開所 定員数50名(重度者20名)

 

昭和62年8月

 清水基金助成金にて作業訓練棟を建設

 

平成5年1月

 中央競馬馬主社会福祉財団助成金にて園庭整備舗装工事を実施

 

平成5年8月

 清水基金助成金にて生活訓練棟を建設

 

平成5年10月

 精神薄弱者グループホーム「千石ホーム」を設置

 入居者定員4名(男性)

 

平成8年6月

 中央競馬馬主社会福祉財団助成金にて浴室を改修する

 

平成13年2月

 中央競馬馬主社会福祉財団助成金にて男子棟、女子棟の便所を改修

 

平成16年3月

 社会福祉法人賢心会評議員制度を新設

 

平成16年4月

 知的障害者地域生活援助事業(グループホーム)「なの花ホーム」を設置 入居者定員4名(女性)

 

平成16年1月

 知的障害者地域生活援助事業(グループホーム)「つくしホーム」を設置 入居者定員4名(男性)

 

平成19年10月

 りんどうの家屋根防水塗装工事を実施

 

平成23年2月

 福島県社会福祉施設等耐震化臨時特例基金事業補助金にてスプリンクラー設置工事を実施

 

平成23年10月

 知的障害者更生施設から障害者自立支援法による障害者支援施設りんどうの家として生活介護、施設入所

 支援(定員50名)、短期入所事業(定員4名+空床型で移行)

 

平成23年10月

 赤べこ作業場として車庫を改修

 カーポートを設置

 

平成23年12月

 作業棟を機能訓練棟の場とする為に改修

 福島県障害者就労訓練設備等整備事業補助金にて据置型特殊浴槽を浴室に設置

 

平成27年1月

 障がい者相談支援事業所りんどう(指定特定相談支援事業)の開設